硬く、乾いた土に、植物が育ちにくいように、
血行の悪い、硬い頭皮は、育毛の大敵です。
「髪と頭皮」の関係は、「植物と土」の関係によく似ています。乾燥した硬い「土」に植物が育ちにくいように、乾燥した硬い「頭皮」に元気な髪は育ちません。
「土」が硬いと根が張りにくく植物に水や栄養が行き渡らないように、「頭皮」が 硬いと髪の成長に必要な栄養が毛根まで届かないのです。
反対に、よく耕されたやわらかい「土」には、しっかりと根が張り水や栄養がしみ込み、植物がグングン成長していくように、やわらかな「頭皮」には元気な髪が育ちやすくなります。このように、すこやかな髪の成長のためには、すこやかな頭皮を整えてあげることがとても重要になります。
よく耕されたやわらかい土には、水や栄養が行き渡るので、丈夫な植物が育ちます。
頭皮と髪の関係も同様です。
硬くて乾いた土では、十分な水と栄養が行き渡らないように、頭皮が硬いと毛根に栄養が届きにくくなります。
健康な頭皮はやわらかく、色はやや青みがかった白色で透明感があります。
血行が悪い頭皮は硬く、うっ血状態にあり、赤みがかって見えます。
私たちの肌は、加齢や日々のストレスにより弾力性が落ち、血行が悪くなります。すると、髪の成長に必要な栄養が、頭皮まで届きにくくなります。
髪は、毛根にある「毛球」という部分でつくられます。この毛球部分の内側にある「毛乳頭」が、毛細血管から髪の原料となる栄養を取り込みながら、「毛母細胞」に髪の毛をつくる指示を出し、これにより毛母細胞が分裂を繰り返し、髪となって伸びていきます。
そのため、頭皮が硬くなり、血行が悪くなると、毛乳頭が栄養を取り込むことができず、髪はうまく成長できなくなるのです。
すこやかな髪の成長には、すこやかでやわらかな頭皮が大切です。そして、髪の成長に必要なたっぷりの栄養を毛根に届ける必要があります。
そこで、「柑気楼」は3種の柑橘成分(保湿成分)と3種の生薬成分(有効成分)を配合しています。「柑気楼」はすみずみまで潤いで満たし、有効成分を行き渡らせます。生薬由来の有効成分が、毛根にじんわりしみ込み、育毛、発毛を促進します。直接地肌に使うものなので、できる限り天然由来成分を配合。天然の力ですこやかで丈夫な髪を育てます。
頭皮を清潔に保つのはヘアケアの基本。シャンプーの前には、まずブラッシングと予洗いで、ほこりやふけを落としましょう。その後、髪をやさしくもむようにしてシャンプーを泡立て、指の腹で毛穴の汚れを押し出すように頭皮を洗ってください。それから、傷つけないよう指でとくようにして、髪を洗います。最後は地肌までシャワーでしっかりすすぎましょう。
タオルでゴシゴシこすらないように、丁寧に髪の水分を拭き取ります。髪を濡れたままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮を傷めます。ドライヤーを使う場合は、頭皮から15㎝以上離して、髪を持ち上げて根元から乾かすようにしましょう。熱風が一箇所に集中しないようにして使用してください。
育毛剤をご使用後、指の腹を使い、やさしく頭皮にもみ込んでください。そして、頭皮全体をほぐすイメージで、頭皮を軽くつまみあげるように約5分マッサージします。爪を立てたり、力の入れ過ぎは禁物です。頭皮を傷める原因になります。
頭には髪のトラブルによいとされるツボがあります。自分が気持ちいいと思う強さでゆっくり押してみましょう。
髪の成長を促すには、栄養バランスの取れた食生活も肝心です。 特に、髪をつくるタンパク質を豊富に含む卵や大豆食品、乳製品は積極的に摂りたい食品です。また、ミネラルを豊富に含み昔から髪によいといわれる海藻類や、ビタミンを豊富に含む果物類もおすすめです。もちろん、ダイエットで食事を抜いたり、偏った食事をしたりするのは厳禁。バランスのよい食生活を心がけながら、不足しがちな栄養分についてはサプリメントなどで補うようにしましょう。
たんぱく質を含む食品
ミネラル・ビタミンを含む食品
喫煙は、毛根に栄養を運ぶ血管を収縮させ、血流を悪化させます。
また、過度の飲酒も発毛の妨げになります。適量を心がけてください。
血行をよくすることは、髪の成長にもよいことです。無理をしない範囲で、体を動かす機会をできるだけつくりましょう。体脂肪を燃焼する有酸素運動のウォーキングや、筋肉を伸ばして血行をよくする軽いストレッチ体操などをおすすめします。
睡眠中は、頭皮や毛髪の新陳代謝が高まり、女性ホルモンの分泌がもっとも盛んに行われます。睡眠不足になるとホルモンのバランスが崩れやすくなり、薄毛を招く原因にも。十分な睡眠は、ホルモンのバランスを整え、ストレス解消にもつながります。
すこやかな頭皮が、すこやかな髪を育てます。
頭皮環境を整えて、たっぷりの栄養を。